電気はどこにするの?

電力小売りの自由化が進み、エネオス電気や東京ガスなど東京電力以外とも個別の契約ができるようになりました。一方、マンション等は高圧一括受電契約によりそれなりに安い電力料金になるとも言われています。
私のマンションでも前期の管理組合理事会がマンション管理会社の提案に乗り、同一グループの受電業者による一括受電契約を進めようとした(注)ので、なにがほんとに有益なのか自分でも調べてみる事にしました。
注: 議論の結果、一括受電契約の議案は取り下げられた。(2017年8月1日 記述更新)

8月にマンション管理会社が「専有部電気料金割引サービスのご案内」を個別配布して「HASEKOでんきby中部電力」のカテエネプランという料金削減プランを紹介しました。それで、おトク度を調べ、結果を項目8に記載しました。(2017年9月13日)

上で記載した「同一グループの受電業者」は、今年の7月1日に関西電力系の受電業者にまるごと吸収されてしまいました。その小売部門も同日で消滅です。小売なら、利用者は条件が不利になったら別の業者に変えればよいのですが、高圧一括受電では、契約相手が知らない業者に変わる事があるが、利用者側は身動きできずそれを甘受するしかないというデメリットがある事を気付かせてくれた一件でした。ユーザ不在の印象を持たれても仕方がないですね。
(2018年7月14日)