オミクロン感染4万人/日規模のままで5月連休に(^_^;)

感染者が高止まりのまま、5月の連休に入ります。今回は地方でも感染者はむしろ増加中で、単位人口あたりの感染者は東京都まではいかないものの、首都圏とそれ程変わりません。
その中で多数の人々が行き交うので、連休明けに感染者が増大するのは明らかと言って良いでしょう。
軽症でも後遺症がある場合にはアルツハイマー症のように記憶領域の機能低下があるとのことです。
(「軽度の新型コロナウイルス感染症ですら脳にダメージを与え縮小させる」という研究結果 - Gigazin 2022年3月8日)
計算によればオミクロンBA.2では1人の感染力は30~48人に上ります。感染の主要因は、今や、空気中を漂うウイルスです。無症状感染者も多いでしょうから、無自覚に他人を感染させる機会も多いと思われます。自分が大丈夫だからと、平気で各地に行くのは、依然として新型コロナへの理解不足か、ただの自己中でしかありません。インフルエンザと変わらないと根拠もなく雰囲気でほざく連中も無責任の極みでしょう。
自分も感染者かもしれないという意識を持って、常に隙間の無い形で不織布マスクを着用して行動することが必要です。
もちろん、3回目ワクチン接種も自分を保護することで感染を他人に拡げないという二次的効果があるので、近しい人を守る意味でもワクチン接種はすべきです。
なお、ワクチン感染防止効果は接種初期が7割程度で、次第に下がります。3割分はお互いがマスク着用することで身を守るしかありません。マスクをしない高齢者もしばしば見かけますが、ワクチンを打ったから大丈夫と誤解しているのでしょう。
また、マスクをしないジョギング者が大変多いのも困りものです。外なら感染しないと古い考えでいるのでしょうが、風がなければウイルスは雲のように滞留します。そしてオミクロンは当初の10倍以上の感染力であることを知るべきです。
後遺症は治るかどうかは現時点では不明です。脳機能が低下する事も、ある意味身障者に含まれますから、日本社会がもっと身障者に優しい社会に変わるきっかけになるもしれません。しかし、健常者が減ってしまっては、一時的にしろ改善の進捗が停滞してしまいます。
現在でも毎日の感染者は大規模であり、第六波の死者数は最大規模であることを忘れてはなりません。
皆さんは「茹で蛙」のままでいたいですか?

福島県や岩手県の感染者密度は、横須賀市を上回ってしまいました。感染者に出会う確率が横須賀市と変わらないことを意味します。
全国日別感染者数の推移
現在、平均で4万人規模の感染者が毎日発生しています。
東京オリンピック時のピーク2万6000人を大幅に超えたままで停滞しています。
日別空港検疫陽性者数の推移
全国感染者増減の先行指標といえるかも。こちらも第五波のピークよりも高止まりしています。
日別全国死者数の推移
全国死者数はかなり減ってきました。朗報です。
2022/4/27