新型コロナ: 感染爆発の第三波、感染者1万人/日以上も目前に!

新年おめでとうございます。

首都圏に緊急事態宣言が発表されました。今、新型コロナは想像を超える勢いで全国で急拡大しています。日々の感染者や死亡者のグラフを見ると、第三波がこれまでとは全く様相が異なる事がみてとれます。

神奈川県の日別感染者数
第三波が以前と比較して凄すぎることがわかります。
(神奈川県内の新型コロナ感染者数マップより)

横須賀市においても、12月中旬から感染者の増加スピードか上がっています。
人口が勝る横浜市や川崎市よりも感染者密度が高くなってしまいました。米軍基地で働く人や自衛隊員の感染増加も寄与していそうです。

横須賀市と金沢区の累積感染者数
12月中旬から激増中です。
(横須賀市、横浜市サイトの発表数をグラフ化)
福島県と富山県の累積感染者数
地方でも12月から激増中です。
(福島県、富山県サイトの発表数をグラフ化)

昨年末の横須賀市の抗体検査で抗体ありの人は0.44%でした。横須賀市の人口は約40万人ゆえ、1,760人となります。現在の累積感染者は約1,000人で、抗体検査を受けた人は自分は未感染と考える人が大多数とするなら、合計で約3千人が累積の感染経験者となります。公式発表数の3倍なので真実の累積感染者数とみなせそうです。今後、もし3倍増の感染なら、新たに約1万人が罹患することになり、40人に1人の密度となります。
VFE/PFEのまともなマスクをして、対人距離2mを確保し、換気の悪いエリアには入らないことが、受動的対策としてより一層重要となります。

問題は近々療養や治療が困難になる事です。神奈川県では1月中に宿泊施設がパンクします。入院は1月中旬にはできなくなります。本来生きれる人が死にます。
中等症や重症者が治療を受けられず死んでいくので、死者数が激増します。
恐ろしい状況が目前に迫っています。
新型コロナにかからない手立てを自助だけでなく、共助、公助で手を尽くす必要がここにあります。自治会、管理組合なども知恵を絞って拡大を防ぐべきです。
やるべきことはすぐに見つかるはずです。

神奈川県の療養施設
1月中に宿泊施設はパンクします。
(神奈川県新型コロナサイトより)
神奈川県の入院キャパシティ
1月中旬に新規入院が不可になります!
(同左)

また、配送業界、特に郵便で感染が増加している事に注意を払う必要があります。毎日複数の郵便局での感染が発生しています。ヤマト運輸が7月以降感染者を出していない事と対照的です。
今まで話題にはなっていませんが、郵便物を介した接触感染に注意を払うべきです。紙や段ボールは常温で1日置くとウイルスは非活性化します。今は気温が低いので、玄関内の箱などに2日ほど放置すれば安全と思われます。



これまでも、私のブログでは個人としての対処はどうすべきかを書いてきました。慣れないとすぐに混在してウイルス汚染を容易にしてしまいます。やりながら改善していき、感染防止の一助にして頂きたく思います。

感染は被害者であると同時に加害者でもあります。特に、無症状感染者は、10日間以上無自覚に多量のウイルスを吐き続けます。有症者も、発症する2~3日前から、多量のウイルスを吐き出し続けます。まともなマスクをすれば、吐き出し量を2割に抑えられます。無自覚に加害者にならないよう、お願い致します。

全国の日別感染者数
今や、感染爆発と言って良いでしょう。
第三波は第一波、第二波とは比較になりません。新年から第一波の40倍の勢いです。
(NHK特設サイトの感染者数をグラフ化)
全国の日別死者数
第三波は段違いに死者数が多いです。
(NHK特設サイトの死者数をグラフ化)
神奈川県市町村別の感染者密度
横須賀市は横浜市を上回る感染者密度です。
(神奈川県内の新型コロナ感染者数マップより)

宅配と郵便の感染者数
主には佐川急便と郵便局ですが、郵便局が圧倒的です。
(Logistics Today掲載グラフより)
2021/1/7