新型コロナ - 第三波の只中で、、

11月初めから感染者がみるみる増え出して、今や日々2500人レベルです。
第三波では11月初めから12月10日まで計7万2千人が罹患し、5月25日に終息宣言した第一波16,630人と比べ約4.3倍の規模に達しました。
まだ拡大中ゆえに、第三波が少なくとも第一波の10倍に達するのは明らかです。
一方、市中では、依然としてマスクなしの高齢者と若者、鼻出しマスクの輩が往来し、大人ほど多くはないが、マスクなしや鼻出しマスクの子供も見受けられます。
社会的距離2mを実行する者は皆無です。
あまつさえ、マスクなしの者達はそのまま平気でスーパー店内に入ってくる自己中の確信犯です。こうした者達が新型コロナ疫病の拡大を下支えしていると言えるでしょう。
しかして、横須賀市、横浜市、神奈川県のどこにおいても、感染者数は今までで一番切立ったカーブで増加しています。
地域の医療崩壊も目前です。病院内感染は従来も横須賀各所で起きています。

全国の日別新規感染者の推移
横須賀市と横浜市金沢区の累積感染者数
横浜市発生状況 (横浜市ホームページより抜粋)

現状では、できるだけ普通の風邪も含めて医者にかかるような病気にならないことが肝要です。

今は市販マスクが豊富にありますので、市販の不織布マスクを隙間無くきっちりと装着して外出します。通常PFEをクリアするマスクを使いますが、外出時間が1時間以内であれば、VFEレベルのものも使います。マイクロ飛沫まで遮断でき、水分が飛んでマイクロ飛沫が小さな核に変わるまでには時間がかかるからです。
VFEレベルに達しないマスク(不織布以外のマスクは全て該当します。)はマイクロ飛沫を阻止できないので使いません。
ウイルスを吐き出す側としても、くしゃみする時、マスクを押さえれば、マスクの隙間から放出されるウイルスは最低限に押さえられ、マスクのフィルターでマスク自体からの漏れはほとんどありませんので、VFEレベル以上のマスクは自分が気づかずに感染者になっていた場合でも効果的だと考えます。
ウイルスが目に入るのを防止するために、外出時は花粉症対策メガネも使います。中国からの報告に、メガネ使用者は罹患率がある程度下がるというのがあるので、花粉症対策メガネは、更に効果的かと思います。

外出して買物をする際には、今は年末なのですが、人の少なそうな時間帯に店に入り、マスクなしや咳をする人からは極力遠ざかり、レジ待ちで後ろから近寄る人には、2m!と言って離れてもらいます。
言うと、びっくりして1m位は離れてくれます。

帰宅後に手洗いしても、服や持物にウイルスが付着していると手洗いは無意味になります。
よって、店内では台車を用い、左手では、使い捨て手袋をはめて台車取手と店内のカゴや商品のみをさわり、右手はコートやズボンのポケットに入れて何も触れないようにします。レジの会計の際は、右手のみを使い、モバイルSuicaやiDなどでスマホ決済します。スマホが機器に触れないようにも熟練します。
レジで袋も買って、店外の自転車置き場で袋詰めをします。レジを出てからの「密」を避けるためです。この時は右手も使い捨て手袋をはめて両手で作業します。作業完了後、使い捨て手袋はひっくり返して外し持参のゴミ袋に封じます。この結果、主なウイルス汚染箇所は自転車のカゴと買物袋のみとなります。

更に、外出時には、アルコール、正確には、消毒用エタノールを携帯し、汚染可能性がでた箇所は噴霧します。この時も作業完了後、念のために自転車のハンドルを握る前に両手に噴霧して消毒します。このようなアクションをする人は他にいないので、訝しげにこちらを観察するおばさんもいますが、気にせず作業を続けます。

帰宅後に、購入品は消毒して保管します。しかし、この過程で玄関と通路にウイルスを撒き散らしている可能性があります。そこで、最近ですが大幸薬品のクレベリンを通路に設置しました。いわゆる空間除菌で、コートや床に付着したウイルスの不活性化が目的です。

こうして、完璧ではありませんが、分離=アイソレーションの行動により、自宅を非汚染区域として維持します。ウイルスは生体外では自己増殖しない非生物であるので、新たに持ち込まなければ、清掃や消毒により、持続的な非汚染状態とすることが可能となります。
手洗いについても、口や目に触れた時にウイルスを付着させないという、やみくもで終わりのない方法としてではなく、室内をウイルス汚染させないためのトータルな行動の一つとして、意味づけが明確化します。

郵便物は週一ペースで郵便受けボックスから紙袋にまとめて入れます。玄関に紙袋のまま1日以上放置します。気温と湿度が下がるとウイルスは生存期間が伸びますので、1日放置は有効です。
なお、郵便受けがある場所は換気が悪くて空気が澱んでいるので、人がいない時間帯に速攻で行います。
また、郵便物やボックスを直に触らないために、両手とも使い捨て手袋をはめて郵便物を紙袋に入れます。

郵便局=日本郵便は毎日どこかで感染者が出ているので、郵便物にはウイルスが付着している前提で処置するのが合理的です。
対照的にヤマト運輸は7月1日以降、公表感染者は0人です。他社よりも管理体制が優れています。
佐川急便は郵便局よりはマシですが、似たり寄ったりです。

Logistics Todayの感染表から抜粋
Logistics Todayより
2020/12/10