次亜塩素酸水の濃度チェック

ふろ水清浄剤から作った次亜塩素酸水の濃度を、遊離残留塩素試験紙で確かめました。

前回に、ふろ水清浄剤の主成分がジクロロイソシアヌル酸塩であることに着目して次亜塩素酸水を作りましたが、きっとこうだ、という理屈だけだったので、本当はもっと薄いんじゃないか?、ただの水になってないかなど気になりました。
今回試験紙を入手できたので、12日前(5月3日)に作り、冷蔵庫に保管している次亜塩素酸水 (公称1000ppm)について、実際の塩素濃度チェックをしました。
結果は右の写真のとおりです。
この溶液を10倍に薄めた場合は、50~100ppm/pH6~7であると見てとれます。
5倍に薄めた場合には、200ppmに近い100~200ppm内にいます。

次亜塩素酸水はあまり日持ちしないのですが、冷蔵庫保管のおかげで塩素濃度低下は少なめであるようです。
また、ジクロロイソシアヌル酸塩の有効塩素濃度が60%というのは一般的な話しで、製品個別では異なる%の可能性もあります。しかし、試験結果は計算値に合っているので、本剤も60%のようです。

今後は週一ペース位で試験紙による塩素濃度チェックをしながら、この次亜塩素酸水を使っていこうと思います。
アルコールと違い、タダみたいなコスト(試験紙100枚で約3,500円を除いて)で、ウイルス対策や殺菌ができるのですから、使わない手はないですね。

ただ、石鹸のように「きれい、きれい」にはできなくて、何かできれいにした後で使う、というのが感覚的には合わないのではないでしょうか?汚れた手にかけると、水に変わるだけで消毒しませんからね。

遊離残留塩素濃度試験紙
同試験紙のメーカー
原液を10倍希釈→ pH6~7
原液を10倍希釈→ 50~100ppmの溶液
原液を5倍希釈→ 100~200ppmの溶液
2020/5/15