◇新型コロナウイルス=武漢肺炎
中国発の新型コロナウィルスが猛威をふるっています。日本ではこれからどうなるかが注目ですが、もうすでにマスクはどこに行っても手に入りません。
WHOを始めとして専門家がマスクはあまり効果がないことを主張する論調が目立ちますけれども、私には、数がないから庶民はマスクを使うなと、ひどい事を言ってるように感じます。
◇マスクの効果とは=不要どころか大事です
ウィルスのサイズが0.1μmの大きさだからマスクの網目を素通りするので普通のマスクは効果がなく、息苦しいN95仕様のマスクのみ有効だと彼らは言います。でも、ちょっと考えるとこれはすごくおかしな主張だとわかります。これは新型コロナウイルスが空気感染すると言ってるに等しい。でも彼らはコロナウイルスが空気感染するとは全然言いません。
現在、新型コロナウイルスは接触感染か飛沫感染とされています。最近中国ではエアロゾル感染という言い方で飛沫感染の長時間バージョンもあることを言ってますが、直接的な空気感染ではありません。
マスクは鼻や口を手で直接触る事を防げるし、少なくとも花粉対策マスクならば30μm程度の飛沫はブロックできます。ほとんどの飛沫は花粉よりも大きいと思います。
感染者が他の人に移さないためにマスクをする、もちろんそれは不充分な方法なので、移される側も防衛する必要がある。その手段の一つが同じくマスクです。人混みの中では必須です。
マスクがなくて鼻や口で飛沫感染したら、その後で一生懸命手洗いしても何の意味もないのは明らかです。
さらに症状が出ない新型コロナウイルス保菌者もいますから、マスクをしない彼らは病気を撒き散らす人になります。つまり、本人の自覚に関係なくマスクをするのがマシな対策なのです。
なぜ、WHOや一部の医者は、こうした当たり前の防御に否定的なのでしょう?もっと言えば、なぜ嘘をつくのでしょう?
一部の者や国が欲しい時に手に入らないから、が主な理由ではないでしょうか?
「おもねる」とか「へつらう」という言葉が頭に浮かびます。
棚全部のマスクを爆買いする金持ち、倉庫に保管しているマスクを自分達のために横取りする役人、心配のあまりマスクを何重にも重ね着するタクシー運転手など、しょうもないことが中国では沢山あります。彼らに対する忠告としては妥当かもしれませんが、しかし、日本にも当てはまるでしょうか?
日本では、マスコミなどメディアの推奨を鵜呑みにして信じる人が多いですから、ないけど大丈夫みたいだなと思う人が増え、結局感染して飛沫を飛ばし、受ける側もマスクがないから感染しやすくなるという逆効果や悪循環が起きるのが目に見えるようです。
このように、いうまでもなく、できるだけマスクはすべきです。自分のためにも人のためにも。
それから、メディアが流すいろんな言説は、科学的、物理的にみてほんとに正しいのかちょっとだけ考えてみましょう。数値的に明らかでないのはテキトーなことを言ってるだけと、まずは考えるべきです。
◇自作マスクの注意
不織布マスクは入手できないので、自作する例がYoutubeで盛んです。簡単に作れる例が多いので参考になりますが、ガーゼマスクは網目が大きすぎて効果は期待できません。ウイルス対策マスクなどというタイトルであっても作った本人が無自覚に信じてるだけでしょう。
キッチンペーパーを重ねて少し息がしづらい位が効果が期待できるのではないでしょうか?私も作る材料を主にダイソーで集めてみました。手持ちのマスクが無くなったら作ってみようかと思います。
もっとも今増産体制にあるので、近々マスク不足は解消されるかもしれませんね。
花粉の季節までには整ってほしいものです。
◇気をつけて!
ところで、私は2日前に特定健診をするためにクリニックに行ったんですけれども、その日の夕方に鼻水がいっぱい出て、熱っぽくなりました。どうもクリニック内で風邪を写されたみたいです。インフルエンザや新型コロナウィルスにかかってないことを祈るばかりです。
皆さんもお大事に!